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オンラインセミナーの開催方法!メリットや準備、成功させるポイントを解説

作成者: ヒカリエカンファレンス事務室|Aug 17, 2021 10:45:28 AM

2021年8月11日

近年、商談や会議などがオンライン上で行われるようになり、ビジネススタイルは短期間で急激に変化しています。対面で行われていたセミナーも、講師がカメラの前で話をするオンラインセミナーの浸透が進みつつあり、今後もオンラインの力を借りることになりそうです。

本記事では、今後も普及していくオンラインセミナーの開催方法やメリット、成功させるためのポイントなどを解説します。

浸透が進むオンラインセミナーの開催

オンラインセミナーは、その利便性から現在多くの企業で導入されています。それでは、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。オンラインセミナーの種類も併せてご説明します。

セミナーをオンライン化するメリット

セミナーをオンライン化するメリットは以下の3つです。

1.遠方の方でも無理なく参加できる

オンライン化する最大のメリットは、遠方地域に住んでいてもネット環境さえあれば、セミナーへの参加が容易であることです。

2.チャット機能で気軽にコミュニケーションが取れる

会場で行われるセミナーの場合、大勢の参加者が集まることもあります。セミナーでは大勢の前で質問をすることができない方も、チャット機能を使えば気軽に質問できるでしょう。

3.セミナーのアーカイブが可能

オンラインセミナーであれば、セミナーを録画してアーカイブに残すこともできるため、後から視聴することもできます。

オンラインセミナーの種類

オンラインセミナーには、次のような種類があります。

1.リアルタイム配信

リアルタイム配信とは、文字どおりリアルタイムでセミナーを行う配信方法です。
同時間に講師と参加者が参加しているため、参加者からの質問があった場合、講師がすぐに答えることができます。

2.録画配信

録画配信は、あらかじめ録画しておいたセミナー動画をオンライン上で配信することを指します。事前にセミナーを録画しているため、編集して無駄な部分をカットすることができます。

オンラインセミナーの形式

オンラインセミナーには、次のような形式があります。

1.一方向型配信

一方向型配信は、セミナー主催者が参加者に対して配信を行うスタイルです。事前に決められた内容をセミナー主催者が配信していくので、スムーズにセミナーを進行できます。

2.双方向型配信

双方向型配信とは、適宜参加者の反応を見ながら進行させていくセミナー配信のことです。主催者とコミュニケーションを取りつつ進行していくため、参加者にとって中身の濃いセミナーにすることができます。

■【事前準備】オンラインセミナーを開催するための準備

オンラインセミナーは、事前準備をどれだけしっかりと行うかで目的の達成度が左右されます。オンラインセミナーを成功させるためには、準備段階で以下を意識しましょう。

セミナーの目的・目標の設定

セミナーを開催するにあたってまず行いたいことが、目的の明確化です。目的や目標が定まっていない状態で開催してしまうと、期待する効果が出ないこともあります。

セミナーを通してどのようなメリットを生み出したいのか、自社サービスを広めたいのか、参加者に商品の購買意欲を促したいのかなど、具体的な目的・目標を設定しましょう。

配信方法と使用ツールの選定

先ほど説明したリアルタイム配信・録画配信・一方向型配信・双方向型配信から、どれが一番セミナー内容に適しているのか検討し、配信用のツールも準備します。

具体的なセミナー内容をまとめる

ターゲット層を明確にし、参加者の興味を引きそうな内容を考えます。また、仕事終わりに参加できるように終業する時間に合わせセミナーを開催するなど、参加者が集まりやすい日時を決めることも重要になります。

セミナー講師や資料の準備

セミナー講師や資料の準備も、円滑にセミナーを進めていくうえで欠かせません。共有プラットフォームを作って参考資料をまとめておくと、スムーズに参加者へ共有ができるので便利です。

また、セミナー後のアンケートも、参加者の意見や感想を聞くには絶好の機会なので、ぜひ準備しておきましょう。

開催告知・集客

具体的な内容が決まれば、開催告知と集客を行っていきます。告知や集客方法としては、自社の公式サイト、広告費を払って検索結果の上位に表示させるリスティング広告、Meta(Facebook)やX(Twitter)などのSNS等があります。

必要な機材準備と配信テスト

講師の声を聞き取りやすくするための配信用マイク、明るさによる見やすさを向上させる照明機器の準備も重要です。

また、配信当日に予期しない通信トラブルが発生した場合に備えて、配信テストを入念に行いましょう。通信回線のチェックやトラブルの対処法をあらかじめ備えておくことで、急な不具合にも焦らず対応できます。

【開催】オンラインセミナーの流れ

いよいよ迎えた開催当日、開催前から終了までの一連の流れを解説します。

1.当日も開催前に機材や回線をチェックする

開催前にもう一度機材や通信環境のチェックを行いましょう。特に通信環境は日によって調子の良し悪しが変わることがあるため、回線の調子を確認しておくことが大事です。

2.本番中のトラブルに対応する

オンラインセミナー中に予期せぬトラブルが発生する場合もあるので、トラブル対応ができる準備をしておきましょう。音声や画像が乱れる場合には再起動方法や別の回線やツールを用意しておくと安心でしょう。

また、トラブルとは異なりますが、セミナーの内容をSNSで実況することで、どのようなセミナーなのかをリアルタイムで広めることができます。開始直前から開催中の様子などを実況形式で発信することで、興味を持ってくれる方が増えるかもしれません。

3.セミナー終了後にアンケートをお願いする

無事セミナーが終了したら、参加者全員にアンケートの記入をお願いしましょう。参加者の感想や意見などを得らえるため、次のセミナーに活かすことができます。

4.参加の御礼を入れる

セミナー終了後は、参加者への御礼も忘れないようにしましょう。しっかり御礼をすることで、参加者からの印象も良くなり、次回のセミナー参加にもつなげやすくなります。

5.セミナーの録画配信も検討する

次回以降の集客につながる方法として、録画したセミナー動画を配信することも効果的です。セミナーがどのような雰囲気で行われているのかを見てもらうことで、参加するイメージを湧かせる効果が期待できます。

オンラインセミナーを成功させるためのポイント

オンラインセミナーを成功させるには、あらゆるトラブルの発生を想定しておくことが大事です。オンラインセミナーはPCやスマートフォンでの配信となるため、通信障害の発生や回線の調子も影響してきます。

また、参加者からの質疑応答においても、あらかじめ質問されそうな内容を想定して答えを準備しておくとスムーズに進行できるでしょう。セミナーの時間内で対応しきれない質問やセミナー中に答えがでないような質問に関しては、チャットで送ってもらい後日回答するような形であれば参加者の満足度を損ないにくくなります。

説明の際にホワイトボードを使用する場合は、照明の位置によっては反射で見えなくなることもあるので注意してください。照明の位置には気を配り、ホワイトボードに書いてある内容がしっかり見えるように調整しておきましょう。

また、スムーズに配信を行うため、配信機材のセッティングやプロの配信スタッフを手配してくれる会場の利用もおすすめです。セミナー自体の準備を進めるなかで、慣れない配信機材の準備も行うのは手間も時間もかかります。

初めから必要な機材がそろった会場であれば、スタッフによるサポートも受けながら安心して配信できるでしょう。

まとめ

オンラインセミナーは遠方から参加できるなど、参加者にとってもメリットが多く、今後も浸透が進んでいくでしょう。

しかし、実際にオンラインセミナーを開催しようとすると、配信に必要な機材の準備や回線の確認など、大変な部分も多くあります。そのため、機材や配信準備に不安な場合は、プロのサポート、配信実績が充実した会場を利用しましょう。

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